スキップしてメイン コンテンツに移動

雪の女王(The Snow Queen)

昔々、悪魔が鏡を作りました。美しい物は醜く、まっすぐな者は捩れて見える鏡です。「よしよし、いい物が出来たぞ」天使を揶揄いたくなった悪魔は、この鏡を持って天へ向かいました。ところが途中で、悪魔は鏡を落としてしまったのです。鏡は砕けて散らばり、その欠片の一つが、大きな町に住んでいるカイという男の子の目に入りました。ちょうど、仲良しの隣の女の子ゲルダと屋根の上で絵本を見ているときでした。鏡の欠片が目に刺さったカイは、ずっと仲良しだったゲルダを睨みつけています。

コメント

このブログの人気の投稿

人魚姫(The Little Mermaid)

深い深い海の底に、珊瑚の壁と琥珀の窓のお城があります。そのお城は、人魚の王様のお城です。王様には六人の姫がいて、その中でも、取り分け一番末の姫は綺麗でした。その肌は薔薇の花びらのように透き通り、目は深い海のように青くすんでいます。

ノートルダム・ド・パリ(The Hunchback of Notre-Dame)

今から348年6カ月と19日前の事だが、パリの市民は中の島、大学区、市街区を取り巻く三重の城壁の中で、一斉にガンガンと鳴り出した全市の鐘の音で夢を破られた。

輝夜姫(Moon Princess)

昔々、『竹取の翁』と呼ばれる、竹取のお爺さんがいました。お爺さんの仕事は、山で取って来た竹で籠や笊を作る事です。ある日の事、お爺さんが山へ行くと、一本の竹の根本がぼんやりと光り輝いていました。