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ヘンゼルとグレーテル(Hansel and Gretel)

昔々、森の外れに、貧乏な樵が御上さんや二人の子供達と暮らしていました。子供の一人は男の子で名前をヘンゼルと言い、もう一人は女の子でグレーテルと言います。あの年の事、夏だというのに酷い寒さがやって来て、畑の作物がすっかり枯れてしまいました。ただでさえ貧乏な樵は、その日に食べるパンも碌にありません。お腹が空き過ぎて眠れずにいると、御上さんが小声で話しかけてきました。

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今度こそ、クリスマス物語の決定版を書く。本当は、一昨年書くつもりだった。勿論去年も。ところが、よくある事だが、いつも何かしら都合の悪い事が起こるのだ。遂にこの間、母が言った。

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十月二十二日 土曜日 午後、校長先生が、新入生を一人連れて入って来た。顔の浅黒い、髪の毛の黒い少年である。瞳が、黒く大きくて、濃い眉毛が、額の上で、一つに繋がっている。一の字のようだ。着ている物も全部黒ずくめで、黒いモロッコ皮のベルトを締めていた。

ラプンツェル(Rapunzel)

昔々、あるお上さんが、どうしても家の裏の畑のレタスが食べたくなりました。でもそのレタスは、魔女の畑の物です。主人はお腹に赤ちゃんのいるお上さんの為に、魔女の畑に入り込みました。けれどもレタスを取ろうとしていた所を、魔女に見つかってしまったのです。主人から話を聞いた魔女は、言いました。