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野の白鳥(The Wild Swans)

昔々、十一人の王子と、一人のお姫様を残して、優しいお妃が亡くなりました。王様はすぐ、新しいお妃を迎えましたが、そのお妃は、意地悪な恐ろしい魔女だったのです。魔女は一年の約束で、邪魔なお姫様を遠い田舎へ預けてしまうと、ある晩、呪いをかけて王子達を白鳥にかえ、お城の窓から追い出してしまいました。

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人魚姫(The Little Mermaid)

深い深い海の底に、珊瑚の壁と琥珀の窓のお城があります。そのお城は、人魚の王様のお城です。王様には六人の姫がいて、その中でも、取り分け一番末の姫は綺麗でした。その肌は薔薇の花びらのように透き通り、目は深い海のように青くすんでいます。

大草原の小さな家(Little House on the Prairie)

ずうっと昔、今のお爺ちゃんやお婆ちゃんが、皆小さな男の子や女の子や、さもなければ本の赤ちゃんか、ひょっとすると生まれてもいなかった頃、父さんと、母さんと、メアリーと、ローラと、赤ちゃんのキャリーのインガルス一家は、ウィスコンシンにある「大きな森」の小さな家を後にした。大きな木々に囲まれた開墾地にぽつんと立つ、空っぽの小さな家を残して一家は旅立ち、それっきり二度と小さな家を見る事はなかった。

ノートルダム・ド・パリ(The Hunchback of Notre-Dame)

今から348年6カ月と19日前の事だが、パリの市民は中の島、大学区、市街区を取り巻く三重の城壁の中で、一斉にガンガンと鳴り出した全市の鐘の音で夢を破られた。