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8月, 2025の投稿を表示しています

海の底の臼(Why the Sea is Salt)

クリスマス・イヴの事、貧しい弟が、金持ちの兄さんに食べ物を乞います。意地悪な兄さんは、ベーコンをくれますが、「真っ直ぐ地獄へ行っちまえ」と言います。何だか惨めで最低の状況です。

嘘をつく子供(The Boy Who Cried Wolf)

昔々のお話です。青々と茂る野原に少年が寝そべっていました。少年は羊飼いです。毎日牧草を食べる羊の番をしています。「退屈だな」

かちかち山(Kachi-kachi Yama)

昔々、お爺さんの家の裏山に、一匹の狸が住んでいました。狸は悪い狸で、お爺さんが畑で働いていますと、「やーい、ヨボヨボ爺。ヨボヨボ爺」と、悪口を言って、夜になるとお爺さんの畑から芋を盗んでいくのです。

ごん狐(Gon, the Little Fox)

これは、私が小さい時に、村の茂平というお爺さんから聞いたお話です。昔は、私達の村の近くの、中山という所に小さなお城があって、中山様と言うお殿様が、おられたそうです。その中山から、少し離れた山の中に、「ごん狐」という狐がいました。

たのしい川べ(The Wind in the Willows)

土竜はその朝、自分の小さな家で、一生懸命春の大掃除をしていた。箒で掃いて、叩きを掛けて、刷毛と白い漆喰のバケツを持って、梯子や踏み台や椅子に攀じ登る。喉にも目にも埃が入り、黒い毛には漆喰が点々と染みを作り、腰は痛み、腕は草臥れて力が入らなかった。

点子ちゃんとアントン(Dot and Anton)

支配人ポッゲ氏は、お昼に家へ帰って来ると、根でも生えたように突っ立ったまま、呆気に取られて居間の中を見つめました。

にんじん(Poil de carotte)

「間違いない、オノリーヌが鶏小屋の戸を閉め忘れたのよ」ルビック夫人がいった。その通り。窓から外を見れば明らかだ。遠くの、広い中庭のずっと奥に、鶏を入れる小屋があって、闇の中に、開いた戸の四角い形が黒く浮かび上がっている。