鏡の国のアリス(Through the Looking-Glass, and What Alice Found There) 12月 26, 2022 たった一つ、確かだったのは、白い子猫には何の関係もなくて、何もかも黒い子猫の所為だったという事です。だって、白い子猫はこの十五分間という者、お母さん猫にずっと顔を洗って貰っていたんです者。 続きを読む
ガリヴァー旅行記(Gulliver's Travels) 12月 26, 2022 昔々、ある所に、ガリヴァーという若者がいました。ガリヴァーは海が好きで、船に乗り込んではあちらこちらと旅を続けています。ところがある日、激しい嵐に巻き込まれて船は沈んでしまいました。 続きを読む
子鹿物語(The Yearling) 12月 26, 2022 一筋の煙が母屋の煙突から真っ直ぐ立ち昇っている。赤い泥土の煙突から吐き出された青い煙は、四月の空へ棚引くに連れて青から灰色に褪せていく。ジョディは、それを見ながら考えた。 続きを読む
がちょう番の女(The Goose Girl) 12月 26, 2022 昔々、ある所に、年老いたお妃とお姫様が住んでいました。お姫様が、ある国へお嫁に行く日がやって来ました。お妃は沢山の嫁入り道具を持たせると、お姫様の侍女も馬に乗せて送り出しました。 続きを読む
みつばちマーヤの冒険(Maya the Bee) 12月 26, 2022 赤ん坊の蜜蜂のマーヤが生まれ落ちて房室からころりと出てきた時、その世話を焼いてくれたのは、カサンドラという年配の雌蜜蜂でした。カサンドラは群れの中でとても尊敬されていました。その頃というのは、とても騒がしい時期でした。何しろ蜜蜂の国で謀反が起こり、女王の力をもってしても鎮圧できないでいたのです。 続きを読む
おむすびころりん(Omusubi Kororin) 12月 22, 2022 昔々、樵のお爺さんは、お昼になったので、切り株に腰をかけてお弁当を食べる事にしました。「うちのおばあさんが握ってくれたおむすびは、全く美味しいからな」独り言を言いながら、竹の皮の包みを広げた時です。コロリンと、おむすびが一つ地面に落ちて、コロコロと、傍の穴へ転がり込んでしまいました。 続きを読む
長くつ下のピッピ(Pippi Longstocking) 12月 22, 2022 ある小さな町の外れに、草ぼうぼうの古い庭がありました。庭の奥には一軒の古い家が建っていて、そこにはピッピ・ナガクツシタという女の子が住んでいました。ピッピは九歳でしたが、たった一人で暮らしていました。パパもママもいません。 続きを読む
みにくいアヒルの子(The Ugly Duckling) 12月 22, 2022 昔々、ある所に、お濠に囲まれた古いお屋敷がありました。そのお濠の茂みの中で、一羽の家鴨のお母さんが巣の中の卵を温めていました。やがて卵が一つずつ割れると、中からは黄色い色をした可愛い雛達が顔を出します。 続きを読む
ジャックと豆の木(Jack and the Beanstalk) 12月 22, 2022 昔々、ジャックと言う名前の男の子が、お母さんと二人で暮らしていました。ジャックのお父さんはジャックが小さい頃に、雲の上からやって来た大男に食べられてしまったのです。その時からジャックは家に一頭だけいる牛のミルクを搾って町に売りに行き、そのお金で暮らしを助けていました。けれどその牛も年を取ったので、滔々ミルクを出さなくなってしまいました。 続きを読む
小公女(A Little Princess) 12月 22, 2022 暗い、冬の日の事だった。ロンドンの街路には黄色の濃い霧が立ち込め、街灯が点され、店の飾り窓もガス灯で明るく照らしであって、夜のようだった。不思議な顔立ちの女の子が父親と並んで乗った馬車が、大通りを緩やかに走っていた。 続きを読む
ヘンゼルとグレーテル(Hansel and Gretel) 12月 22, 2022 昔々、森の外れに、貧乏な樵が御上さんや二人の子供達と暮らしていました。子供の一人は男の子で名前をヘンゼルと言い、もう一人は女の子でグレーテルと言います。あの年の事、夏だというのに酷い寒さがやって来て、畑の作物がすっかり枯れてしまいました。ただでさえ貧乏な樵は、その日に食べるパンも碌にありません。お腹が空き過ぎて眠れずにいると、御上さんが小声で話しかけてきました。 続きを読む
鉢かつぎ(Hachikazuki) 12月 20, 2022 昔々、河内の国に、一人の大金持ちが住んでいました。何不自由ない暮らしをしていましたが、子供だけはどうしても授かりませんでした。それで毎晩、長谷寺の観音様に手を合わせてお願いをして、遂に念願の子供が生まれたのです。その子供はお母さんによく似た、美しい姫です。 続きを読む
もみの木(The Fir-Tree) 12月 20, 2022 町外の森に、一本、とても可愛らしい、樅の木がありました。その樅の木は、いい所に生えていて、日当たりは良く、風通しも十分で、近くには、お仲間の大きな樅の木や、針樅の木が、ぐるりを、取り巻いていました。 続きを読む
アリババと40人の盗賊(Ali Baba and the Forty Thieves) 12月 20, 2022 昔々、ペルシアに、カシムとアリババという兄弟がいました。兄のカシムは大層お金持ちで、弟のアリババは貧乏な樵です。ある日、アリババが驢馬を連れて森へ行くと、沢山の馬の足音が聞こえてきました。見ると馬に乗った男達が、近づいてきます。 続きを読む
少女ポリアンナ(Pollyanna) 12月 20, 2022 「ナンシー、ナンシー!」キッチンまで響いてくるポリーの声を聞いて、ナンシーは吃驚してしまいました。御屋敷で働くようになって二ヶ月になりますが、ポリーの大声を聞いた事はなかったからです。 いつも、物静かで、礼儀正しいのがポリーでした。 続きを読む
糸くり三人女(The Three Spinners) 12月 20, 2022 昔々、ある所に、とても怠け者の娘がいました。娘は、糸紡ぎが大嫌いです。ある日、お母さんが無理やり糸紡ぎをさせようとすると、娘は大声で泣き出しました。その時この国の女王様が、娘の家の前を通りかかりました。そして、女王様が尋ねました。 続きを読む
メアリー・ポピンズ(Mary Poppins) 12月 20, 2022 桜並木通りへ行きたかったら、交差点で、お巡りさんに聞けばいいのです。お巡りさんは帽子を少し横にずらし、真面目腐って頭を掻いてから、大きな白手袋をはめた指で指さしながら、教えてくれるでしょう。 続きを読む
幸福な王子(The Happy Prince) 12月 14, 2022 昔々、ある町には、美しい『幸福な王子』の像がありました。その『幸福な王子』の体には、金色に光輝く金箔が貼ってあります。青い瞳はサファイアで、腰の剣には大きいルビーが付いています。 続きを読む
くるみ割り人形とねずみの王様(The Nutcracker and the Mouse King) 12月 14, 2022 昔々の、あるクリスマスの前の晩でした。女の子のマリーは、お父さんとお母さんから、とっても素敵なプレゼントを貰いました。美味しそうなお菓子、玩具の馬、螺子で動く兵隊さん、それから、とても素晴らしいお城。その中でマリーが一番気に入ったのは、変な格好をしたくるみ割り人形でした。 続きを読む
シンドバッドの冒険(Sinbad's Adventures) 12月 14, 2022 昔々、船乗りのシンドバッドという若者が、船に乗って商売をしながら島から島へと渡り歩いていました。そして装甲するうちに、ある美しい島へ辿り着きました。誰も住んでいない静かな所なので、仲間と一緒に景色を眺めながら歩き回ってみました。しばらく行くと綺麗な泉があり、シンドバッド達は泉の側で一休みしました。 続きを読む
小人の靴屋(The Elves and the Shoemaker) 12月 14, 2022 昔々、ある所に、真面目な靴屋がいました。靴屋は毎日真面目に働いているのに、段々貧乏になってしまい、滔々一足分の靴の皮しか残らなくなりました。「ああ、これで靴を作るのも最後か」靴屋はその最後の皮を靴の形に切って、その日は寝てしまいました。次の日の朝、目を覚ました靴屋は吃驚です。 続きを読む
家なき子(Sans famille) 12月 14, 2022 私は捨て子だった。でも八つの年までは他の子供と同じように、母親があると思っていた。それは、私が泣けばいつも一人の女が来て、優しく抱きしめてくれたからだ。 続きを読む
アリとキリギリス(The Ant and the Grasshopper) 12月 13, 2022 夏のある日、螽斯が野原で歌を歌っていると、蟻達がぞろぞろ歩いてきました。「おい、蟻君達、そんなに汗をびっしょり掻いて、何をしてるんだい?」「これは螽斯さん、私達は食べ物を運んでいるんですよ」 続きを読む
笠地蔵(Kasa Jizo) 12月 13, 2022 昔々、ある所に、貧乏だけど心優しい、お爺さんとお婆さんがいました。ある年の大晦日の事です。お爺さんとお婆さんは、二人で笠を作りました。それを町へ持って行って売り、お正月のお餅を買うつもりです。 続きを読む
かえるの王さま(The Frog Prince) 12月 13, 2022 昔々、ある所に、それは可愛いお姫様がいました。お姫様は、お城の近くの泉の畔で、鞠投げをするのが大好きでした。ところがある時、投げた金色の鞠が泉の中に転がって、そのまま沈んでしまいました。 続きを読む
宝島(Treasure Island) 12月 13, 2022 ジム・ホーキンズは、その日の事をまるで昨日の事のように覚えている。ジムの父親は、ベンボー提督亭という宿屋を営んでいた。そこはブラック・ヒル入り江の奥の港町で、ジムは小さい時から入り江に停泊する船や家に泊まりにくる船乗りをよく見ていた。 続きを読む
野の白鳥(The Wild Swans) 12月 13, 2022 昔々、十一人の王子と、一人のお姫様を残して、優しいお妃が亡くなりました。王様はすぐ、新しいお妃を迎えましたが、そのお妃は、意地悪な恐ろしい魔女だったのです。魔女は一年の約束で、邪魔なお姫様を遠い田舎へ預けてしまうと、ある晩、呪いをかけて王子達を白鳥にかえ、お城の窓から追い出してしまいました。 続きを読む
名犬ラッシー家路(Lassie Come-Home) 12月 13, 2022 グリノールブリッジ村は、イングランドのヨークシャー州にある、小さな炭鉱の村である。この村に住む十二歳の少年、ジョー・キャラクローは、背が高く、父さんゆずりのまじめで礼儀正しい少年だ。ジョーの家のラッシーは、村のみんなが知っていた。理由は三つある。 続きを読む